多様な人々のスポーツの参加

学習のねらい:
 多様な人々(男女、障がい者、年齢など)がスポーツに参加するための工夫の事例を通して、
スポーツにおける平等性・公平性を学ぶ。
また、上記学びからスポーツだけでなく共生社会について考えるきっかけを与える。

概要:
 オリンピックを例に、男女競技・種目数の
変遷や、男女混合競技や種目の調整など男女
共同参画についての具体的な内容を学ぶ。
また、パラリンピックの競技である車いす
バスケットボールや、車いすラグビーが、
障がいの重いアスリートも軽いアスリート
も等しく試合に出場するチャンスをつくる
ルールづくりについて学ぶ。
両事例を通して、生涯スポーツの考え
方や、スポーツ以外の場面における共生
社会の実現について展開させていく。

発問例:
 ・夏期オリンピックに参加する女性のアスリート数は、男性よりも多いか?少ないか?
 ・コーフボールや車いすバスケットボール、車いすラグビーの例を参考に、体育祭で多くの
  人が楽しんで参加できるよう、ある競技の既存のルールを変更する場合、どのような変更
  が考えられるだろうか?
 ・スポーツに多くの人が参加できるようにするために、考慮しなくてはならない観点には
  どのようなものがあっただろうか?
 ・上記観点は、多様な人が暮らす社会において皆が充実した生活をおくるために活用できる
  だろうか?  観点と具体的な案を考えよう