学習のねらい:
リオオリンピック体操男子個人総合銀メダリストであるオレグ・ベルニャエフ選手(ウクライナ)、
銅メダリストのマックス・ウィットロック選手(イギリス)の、内村航平選手へのコメントから
「他者を尊敬すること(Respect)」と、それを発信することの価値について学ぶ。

概要:
2016リオオリンピックの体操男子個人総合
で、日本の内村航平選手がウクライナのオレグ
選手を逆転し、金メダルを獲得した。
メダリストの公式記者会見で、内村選手は
「あなたは審判に好かれているのではないです
か?」と質問されたが、内村選手は「ジャッジ
は公平である」と回答した。
そして、質問を受けていないオレグ選手が続け
て「スコアは神聖でフェア。あなたの質問は、
無駄な質問だ」と公の場でコメントした。
発問例:
・最終結果が決定した時、内村選手と、オレグ選手はどのような気持ちだったでしょうか?
・オレグ選手は、なぜ自分自身への質問ではない質問に、敢えてコメントをしたのでしょうか?
オレグ選手の発言・行動をどう思いますか?
・オレグ選手が、全世界に放送される記者会見の場でこのような発言をしたことは、スポーツの
価値にどのような影響を与えますか?